32. iPadからWindowsへのリモートデスクトップ奮闘の続き
昨日はChromeリモートデスクトップを試しましたが、操作性がかなり微妙だったのでMicrosoftリモートデスクトップを試すことにしました。
Windows Proライセンスの購入
まず、Microsoftリモートデスクトップのホストマシンになるには、Home EditionではダメでPro以上のライセンスが必要になります。
そして、HomeからProへ上げるには、13,824円必要になりました。き、厳しい…。
一応、リモートデスクトップだけではなくて他にも色々と使える機能が増えるのですが、Proと名付けるだけあって個人には縁遠いものが多いです。多人数協調であったり、過去Windowsの仮想マシンであったり、ハイレベルなセキュリティであったりと、個人用途ではリモデくらいしか需要がないです。アマチュアプロみたいなライセンス区分が欲しいと思いました…。
購入後のインストール作業は5分も掛かりませんでした。
PCとルータの設定
Chromeリモートデスクトップと違って、セットアップは自前で行う必要があります。VPNサーバを立てて、ファイアウォールを調整して、リモデを許可して…とやることが多いです。
しっかりした知識が必要になるので困っていたのですが、検索するととても親切なページが出てきたので、ほぼこちらを参考に作業しました。
Baffalo製のルータを使用しているのですが、DDNS設定でBaffaloのサービスを使おうとすると、何故か最後の設定反映時にコケるという面倒な状態に陥っていました(設定用URLの名前解決に失敗する)。見切りをつけてNo-IPで作業したのですが、こちらは個人用途では無料ですしすんなり設定完了したので、最初からこちらでやっておけばよかったです。
(主にルータ周りで)格闘の末、ようやく内部ネットワークからリモートデスクトップすることに成功しました。
Microsoftリモートデスクトップは Magic Keyboard にしっかり対応しており、トラックパッドで普通に右クリックできますし、CtrlもTabキーも矢印キーも効きます。少し触ってみましたが、iPadでも十分作業可能なレベルでした。素晴らしいです。
最後にテザリングを利用して外部ネットワークからのVPN接続をテストしたのですが、ここで躓いた状態で今日は時間切れとなりました。何故かポート開放に失敗している雰囲気なのですが、詳細な調査はまた明日行おうと思います。
ここまでネットワーク周りを弄ったのは、かなり昔に自宅サーバを構築したとき以来な気がします。あの時の経験があるからとりあえずゴール一歩手前まで来られたのかな…と思いました。