11. IQ測定をした話
今日は特にネタが無いので、少し前に受けたIQテストの話をします。
IQテストと言うとネット上でもそういうアプリがあったりしますが、そんなのではなく、精神科や心理カウンセリングで実施してもらうちゃんとしたものです。
受けようと思った動機は特別深いものでもなく、友人が受けたと言うことで自分もやってみようかな、と思っただけです。
具体的には WAIS-IV という試験を(基本部分のみ)受けました。
この試験ですが、口頭で課題を進めていきます。所要時間は1時間強です。
そんなことさえ知らずに受けたのでやや緊張しましたが、まぁいつも通りのパフォーマンスだったと思います。
2週間後、結果が返ってきました。全知能IQは123でした。このサイトによると、上位6.2%になるらしいです。
評価としては上から2番めで「高い」知的水準になります。最高ランクの「すごく高い」は130以上で判定されるそうです。
この結果を見て、正直「まぁこのくらいだよな」という感想でした。
社会で生きていると様々な人とコミュニケーションを取りますが、その中でなんとなく感じていたことでした。ただし、稀に理解できないほど頭の回転が速い人とも出会いましたので、自分が突き抜けてIQが高いとは思っていませんでした。
まぁ数値的な結果は置いといて、重要なのは得意・不得意の把握です。
これについて、自分はかなりバランス型(特別突き抜けてもいないが苦手な分野も少ない)だと思っていて、結果もその通りでした。
結果報告書では試験担当者からコメントをもらえたのですが、その中で長所・短所について、以下のように書かれていました。
- 長所
- 新規の課題に対して、その法則性を見出したり効率の良い作業方法を見つけることが得意
- 思考したり、情報を処理したりするスピードが速い
- 短所
- 具体物を用いず、頭の中だけで図形を回転させたり組み合わせたりすることが(他と比べて)苦手
- 疲れやすく、長時間集中を維持することが苦手
- 端的な言葉で表現する傾向があり、コミュニケーションを取る相手によっては不満を感じられるかも
この中で、「疲れやすい」という短所が個人的に良いフィードバックでした。
確かに私は人より疲れやすいようで、慣れない人の中でゲームなど頭を使うことをやっていると、数時間後に熱を出していることがよくありました。疲労には気付いているのですが、周囲の人たちが楽しんでいる中で休憩を言い出せないためにダウンしてしまうのです。
普段体調を崩すことがないのに、そういう時だけよく熱を出す…とは気付いていたのですが、それが「人より疲れやすい」ためだとは気付いていませんでした。
…と、このように長所・短所について客観的なフィードバックをもらえるので、モノは試しで受けてみると発見があるかもしれません。